板見本サンプルの製作リポート！

こんにちは、takemitsuの原口です。
突然ですが、当社の無料板見本サンプルはご存知でしょうか
・・・とある朝、いつものようにメールチェックをしようと
フォルダを開いたら、びっくり
ごく稀にあるんです。サンプルの請求が一気に何件も
ぼちぼち作らないといけないな~なんて思っていたら
一日でほぼなくなっちゃいました・・・やばい
そこで今回は板見本の製作リポートをお伝えしますが
杉材を食材に見立ててグルメ風に書いてみます。

板見本・・・原口は悩んでいた。
家具を作るにあたって、どうしてもでるきれっぱし。
このきれっぱし食材をどの色に割り振るかの見極めが難しいのである。
まずは幅と長さを均一にするために包丁を入れる。
今回の板見本の量からすると１６本が必要だ。
赤身と白身のバランスを考え、まさにちょうどいい部分を
探しながら切っていくのだ。
続いてその１６本を２枚におろすと３２本になるのだが
切り口にフシが出てくると使い物にならない。
そう・・・そこまで考え、選別するという・・・これぞ大技
できた板を、専用の機械に通し、研磨をかけていく。
表面がきれいに仕上がったら、塗料というタレを
刷毛でやさしく塗りこんでいくのだ。

そして丸１日乾燥させると、中までしっかりと色が入りむ。
そしていよいよ最終仕上げだ。
それはまるでオーブンに入れる前の七面鳥に塗りこむ
オイルのように艶やかな照りとなる。
決してあせらず、丁寧に。

ここまでに要した時間は丸２日。
そう、板見本とはいえど決して手は抜けないのだ
商品と同様に仕上げていく。
そして最後に、隠し味として”真心”というスパイスを
ふりかけるのだった・・・・。